3月に入り年度末やらなんやらでバタバタしている頃かとおもいます。
そんな中に割って入ってくるワード
「確定申告」
昨今ではウーバーイーツなど食品配送者なども増えているので個人で確定申告は増えているのかもしれませんね。
人生で初めて自分で確定申告したのでレポしていきます。
ここでは退職後の確定申告のお話をしていきます。
退職後の人は要注意
多くの人は転職や退職は経験するかと思います。
その際に気をつけるのは
【いつ退職したか】です。
例えば12月31日付けなど12月末に退職している方は在籍時に当年の年末調整を終えている方がほとんどだとおもいます。
その場合は給与取得に関しての確定申告は不要となりますが(その他項目は別)、例えば私のような8月末日退社などの場合は年末調整を受けていないので個人で確定申告が必要です。
なお、退職後再就職した場合は再就職先に前職の源泉徴収票を提出して年末調整を受ければ給与取得に関する確定申告は不要です。
確定申告とは?
確定申告とは雑な言うと払い過ぎている税金を返してもらう手続きです。
税金やら金額のことを聞くと「難しそう…」と諦めてしまいがちですが、今はものによってはスマホでもできる時代!
ソフトや税理士さんに頼らなくてもe-taxのサイトから自動で入力、計算してくれる準備もしてあるのであまり構えずにやってみましょう。
やらないと、確実な損です!
特に退職後の無収入の貴重な収入にもなりますからね!
用意するもの
- 前年の1月から12月までの就職中の源泉徴収票
- 給料から天引きされていない年金や国民健康保険、また生命保険などの社会保険料控除証明書や納付証明書
(一応あると便利)給料明細、賞与明細
スマホやパソコンでやる方は
- マイナンバーカードおよびマイナポータルアプリ
複雑な状況でなければこんなもんです。
期限は短い!事前準備が大切
今年度の確定申告期間は2月15日から3月15日までの1ヶ月でした。
私は引っ越しと丸かぶりしてたので長いようであっという間。
ギリギリの提出になってしまいました。
まあでも出せればギリギリでも良いんです!
しかしギリギリに始めると、実はこの書類欲しかったとか、この証明届いてない?!失くした?!なんてことも。
事前に書く証明書の準備をしておきましょう。
特に退職後は自動では証明書が送られてこないことなんてよくありますのでギリギリだと郵送が間に合わない!なんてなってしまったら大変!
連絡すれば速達で送ってくれるところも多いですがやはり余裕が欲しいですからね。
各書類のチェックをしておきましょう。
苦戦した点
基本的にはe-taxのサイトにて作成画面を進めていくだけなのですが、その中で自分的に悩んだ点が何点かありました。
社会保険料は何を指すのか
社会保険料控除とはなんなのか。
給与の源泉徴収票にも社会保険料って欄があるし入力欄にも国民年金やら国民健康保険やら選択画面がある…
調べてみると「国民年金」「厚生年金」「健康保険」「国民健康保険」や「雇用保険料」など自分の給料明細で見たことがある毎月引かれている税金のところの欄のものでした。
私の場合は国民健康保険は給料から天引き、しかし国民年金は個人で払っていたので源泉徴収票に記載されている社会保険料控除欄には国民健康保険の合計(および雇用保険料の合計)が記載されており、それは追加で社会保険控除欄には記載不要(給与取得のところで記載しているのでソフトが勝手に引っ張ってきてくれていました)、そのかわり国民年金は自身で入力しました。
これはちょっと難しかったです。
年金も健康保険も天引きされている方も多くいらっしゃると思うので、給与取得の源泉徴収の社会保険料欄には何が含まれているのかをよく確認してくださいね。
また退職後に失業保険をもらうにあたって国民健康保険に入った場合などはそれも社会保険料として控除対象なので1〜12月内で支払いをしていたらそれも入力しましょう。
私はギリギリ前年ではなく今年に入ってからの支払いとなってしまっていたので今回は見送りでした。
スマホでは退職金の入力ができない
スマホでできるなら〜と簡単にやってみようと思いましたが実際進めてみると退職所得の入力欄がない!
調べてみれば退職所得の欄があるのはパソコンだけみたいです。(紙はもちろんあります)
なのでやはりパソコンでやった方が安心ですね。
数字の写し間違いに注意
あとは当たり前ですが数字、ゼロが多いですから十分注意が必要です。
こんなことを書くくらいですから大して他は難しくなかったってことです。
訂正は期間内なら同じ手順を
もし終わったー!となった後に入力が必要な証明が出てきたら…また入力した数字が違っていたら、その時はもう一度送信しましょう!
そのために大事なのは入力データの保存。
とにもかくにもe-taxサイトで丁寧に手順を踏んでくれていますからしっかり読んで送信したデータは保存しておきましょう。
そのデータを引っ張り出してきて訂正したものを再送信すれば簡単に訂正ができます。
ただしこれは確定申告期間内の話なので、期間を過ぎてしまったら所轄税務署に相談しましょう。
無事終了
そんなこんなで、電子送信にて確定申告終わりました!
かかった日は2日!(実際は1日だが電話で問い合わせた結果が間違っており2日目に訂正再送信しました)
私は辞めたあと再就職や、小遣い稼ぎをしていなかったので単純に退職したときの申告だけだった分簡単でした。
期間終了まであと数日。
まだの方は急ぎましょう!
コメント